中性脂肪・コレステロールを下げる生活習慣の改善のコツ - なるほど！こんな私でもコレステロール・中性脂肪がみるみる下がる方法

この記事では中性脂肪・コレステロールを下げる生活習慣の改善のコツに関して簡単なコツ２つ書いています。

中性脂肪やコレステロール値が健康診断の結果高いといわれた人の生活習慣の対処法とは？

中性脂肪やコレステロール値が健康診断の結果高いと言われ、生活習慣の改善で何とか対処したいと思っている人もいるかもしれません。

薬を飲むほどではないとか、あまり薬には頼りたくないというケースが考えられます。

こういう場合、基本的な対処法としては大きく2つあります。これは医療機関を受診し、結果として薬の投与を受けることになった場合でも必ず医師から告げられることでしょう

一つは食事療法、もう一つは運動療法です。

考えてみれば当たり前のことです。

まず食事療法ですが、これは中性脂肪やコレステロールを多く含んでいるような食品を必要以上に摂取することを避けること、もっと言えばできる限りそのような食品を摂取しないようにすることです。

これらを多く含む食品とは、端的に言えば脂肪分の多い食事、要は脂ものということになります。
動物性の脂肪であれば牛肉や豚肉などの脂身、鶏卵、バターなどが代表的なものでしょう

植物性の脂肪としては天ぷらなどの揚げ物に使われている油が代表的です。

天ぷらや唐揚げなどの揚げ物は、揚げるために使った油を衣の中にたっぷりと含んでしまっていますから、たとえネタが野菜であっても油分が多くなります。

これらをできるだけ避けるようにすることが食事療法の第一歩です。

ただ、誤解のないように断っておきますが、脂肪分というのはヒトにとって決して100％完全な悪者では決してありません。

むしろその逆で、全く脂肪分を摂取せずにはヒトは健康に生きていくことはできません。その意味では必須の栄養素なのです。

脂肪分を極端に控えることで、脂溶性のビタミン類の欠乏が起こる可能性もあったりします。

しかし、そもそも中性脂肪やコレステロールの値が高いということが、現状では欠乏どころが過剰になっていることを意味しています。

しかも、現代日本人の食生活においては、よほど厳格な食事の管理でもしない限り、実際問題として脂肪の欠乏症になったりすることはまずありません。

その意味では、できる限りの範囲内で脂肪を減らした食事をしても事実上全く問題ないというか、むしろより健康的な生活が送れることは間違いありませんから、安心していくらでも脂肪を減らして下さい。

次に運動療法です。これも食事療法と並んで生活習慣の改善方法の二本柱の一つです。

食事療法が脂肪分の摂取を減らすことが基本ならば、運動療法の基本は、苦しい、きついと感じる運動を短時間集中型で行うよりは、話をしながらでもできる程度の運動を最低でも毎日30分、できれば1時間程度は行うようにすることです。

いわば、短距離走型とか重量挙げ的なイメージでの運動を行うのではなく、ジョギング型での運動だということです。

言い換えれば、歯を食いしばって行うのではなく、会話をしながら、笑いながらでもできる程度の運動を行ってください。運動の種類としてはどんなものでも構いませんが、確かにジョギングのようなものが代表的かもしれません。

ウォーキングやサイクリングという方法もあります。通勤や通学の一部を自転車にすれば一石二鳥かもしれません。

これは、体内に蓄積された脂肪を効率よく燃焼させるためにはこのような運動の仕方が効率的なためです。

短距離ダッシュのような運動では、疲れ方のわりには脂肪はあまり使われませんから非効率的なのです。

いずれにしても、食事療法にせよ運動療法にせよ、ある程度長期的な展望を持って行わないとあまり意味がありません。

例えば1週間で結果を出そうとしても無理で、最低でも3か月とか半年、できればそんな期間限定のようなことではなく今後ずっと続けていくことができるようなものにするべきです。

無理なくできる範囲のものにすることが肝要です。

・中性脂肪・コレステロールを下げる生活習慣の改善のコツには食事療法と運動療法がある

・食事療法のポイントは食事の中で脂肪分の多い食事をできる限り減らすこと。とくに動物など肉の脂部分や植物性でも天ぷらや揚げ物など使う油を少なくすること。

・運動療法のポイントは、軽めのジョギングやウォーキングなど、脂肪分を燃やす運動がいい。

・食事療法にしろ、運動療法にしろ無理なくできる範囲で続けるのが大切である。